お子様の具合が悪いときのケアのヒント

お子さまが病気の時のケアのポイント
お子さまが発熱した場合は、パラセタモールのような解熱剤を与えてください。これは最も安全な選択肢です。アスピリンの使用は避けてください。インフルエンザや水痘にかかった子どもにアスピリンを投与すると、Reye(ライ)症候群を引き起こすことがあり、肝不全や脳障害をきたし、致命的となる場合もあります。

1. お子さまが発熱した時
体内のどこかで炎症や感染があると、発熱が起こります。感染や炎症が続いている限り、熱は一定または上下しながら続きます。お薬を飲んでもなぜまた熱が上がるのか不思議に思うご両親も多いですが、それは根本原因がまだ残っているからです。解熱剤は症状を和らげますが、原因自体を治すわけではありません。しかし、非常に高い熱が出るとお子さまがけいれんを起こすリスクがあるため、解熱剤は重要です。
発熱時のケアのポイント
パラセタモールなどの解熱剤を投与してください。これは安全性が高いです。アスピリンは絶対に使用しないでください。特にインフルエンザや水痘にかかったお子さまには、肝不全や脳への影響を及ぼし、死に至ることもあります。薬の効果を待っている間は、常温の水で体を拭いて体温を下げることも可能です。薬の効果は通常4~6時間持続します。最初の1~2日間は高熱となることが多いので、保護者の方はアラームを設定し、お子さまの体温が就寝中にも上昇しないよう注意してください。
発熱の原因を特定するために医師の診察を受けることが重要です。感染による発熱の場合は、抗生物質服用開始後、3~4日程度で解熱するケースが多いです。しかし、3~4日経過しても高熱が続く場合は、必ず医療機関を受診し、必要に応じて血液や尿の検査を行うことがあります。

2. お子さまが嘔吐した時
嘔吐は、下痢や咽頭・呼吸器感染症に伴って発生する場合があります。お子さまが咳をした際に同時に嘔吐することもあります。虫垂炎(盲腸)などの疾患にともなうケースもあります。
お子さまが嘔吐している場合は、失った水分補給のために経口補水液(ORS)を少量ずつ与えてください。ゆっくり、頻回に飲ませます。医師の指示のもと、Motiliumシロップなどの制吐剤を8時間ごとに投与することもできます。原因の特定のため、医師の診察を受けましょう。
3. お子さまが下痢した時
ご家庭には常に経口補水液(ORS)を常備しておきましょう。お子さまの下痢で最も危険な合併症は脱水です。失った水分補給が遅れるとリスクが高まります。スプーンで少しずつORSを与えてください。もしORSがない場合は、米のとぎ汁に少量の塩を加えたものでも代用できます。
お子さまの下痢が激しい、体力低下、十分な食事や水分が取れない場合は、早急に医療機関で適切な点滴などの治療を受けてください。
4. お子さまが腹痛を訴える時
お子さまの腹痛は、胃炎、下痢、虫垂炎(発熱や嘔吐を伴う場合が多い)などが原因となることがあります。初期対応としては胃粘膜保護剤を投与しても良いでしょう。症状の改善が見られない場合は、速やかに医師にご相談ください。

5. お子さまがけいれんを起こした時
特に転倒して頭部を打つなどの外傷に注意してください。お子さまの口の中に指を入れてはいけません。噛まれてケガをすることがあります。かわりに、お子さまを横向きにそっと寝かせ、唾液や吐物による窒息を防ぎましょう。熱がある場合は、水で体を拭いて体温を下げます。意識が戻ったら、解熱剤を与えても構いません。けいれんの既往がある場合は、指示された抗けいれん薬を服用させます。
原因の特定のため、医師による診察を受けることが重要です。
出典 : Princsuvarnabhumi
**翻訳・編集:ArokaGOコンテンツチーム
PRINC Hospital Suvarnabhumi
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